2024-02-01
厄年とは、人生中でも肉体的・精神的・社会的にも移り変わりが大きいとされる年齢のことで、日本では古来よりそんな人生の節目を「厄年」として忌み慎んできました。
一般的に男性は数え年で25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳、61歳とされています。
また、厄年の年齢は「本厄」と呼ばれますが、その前年を「前厄」、後年を「後厄」といい、前厄から後厄迄3年にわたって気を付けて過ごすべきといわれています。
中でも、男性の42歳本厄と女性の33歳本厄は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、特に注意が必要とされています。
移り変わりの大きな人生の転機を迎える年に厄祓いを行い、厄年が何事もなく平穏無事に過ごせるよう、神様のご加護をいただきます。
年の初めに厄祓いを行うことで、清々しく充実した一年を過ごすことができるでしょう。
盛岡では厄払いの品々を使って、神様からだけでなくご家族様や、厄年の方を取り囲む方々にご協力いただき、厄を払い落とし、無病息災、家内安全を祈願する習わしがあります。
「たわしで体をこすった」というのはよく耳にすると思いますが、厄祓いの品々にはそれぞれ縁起を担いだ意味があります。
【厄払いの品々】
《からたちの樹》
人生は荊(いばら)の道 棘(とげ)を刺さないように
《梅干》
何事も巧く(梅)、欲する(干し)ように 人生諸々失敗(酸っぱい)しないように
《菜箸》
何事にも冴えが走るように
《納豆》
頭の中を巧く納め粘り強く
《白菜》
百歳(白菜)まで長寿を願い 無病息災(白菜)を祈願して
《牛蒡(ごぼう)》
大地に深く根を張って生きよう 常に御望(牛蒡)を持って前向きに
《一生桝》
一生益々健康で
《落花生》
何事にもマメに 自分の殻も打ち破ろう
《亀の子たわし》
世の中の垢を落とし 長寿を願って
ホテルニューカリーナでは 厄祓いのご宴席を開催されるお客様へ「厄払いの品々」を無料でご用意しております。
この品々をどのように使ったらよいかわからない、といった場合のご相談も承っておりますので、ご安心ください。
その他、厄祓いの祈祷の手配やお守りのご用意などもオプションにて承っております。こちらはご予約制となりますので、お早目のお問い合わせをお願いいたします。
(年が変わると対象となる方の生まれ年が変わります)
(お料理・2時間飲み放題・会場費・サービス料を含む)